日照不足と自殺について
[2006-06-02 00:56:36]
1日、気象庁は今春(3~5月)の天候の特徴を発表。その中で特筆すべきは、やはり日照時間の問題。北~西日本でかなり少なく、特に東日本日本海側においては、1946年の統計開始以降もっとも少ない記録になったらしい。
日照時間が少ない、つまり、太陽の光を浴びる機会が少ないと、眠くなりやすい、気分が落ち込みやすい、ヤル気がおきない、ストレスがたまりやすい……などと言われている。心への影響が大なり小なり現れる可能性があるのだ。
一方、警察庁は昨年1年間に日本国内で自殺した人数を発表。前年より0.7%増えて32552人となり、8年連続して3万人を超える結果となってしまった。自殺の原因や動機はさまざまだろうが、ふと、日照時間の問題が頭をよぎった。
以前から日照時間と自殺の関連について一部で論議されており、自殺者が多い秋田県は、冬に雪が多くて日照時間が短い(寒くて暗い)ということが、自殺が多い要因のひとつとも考えられている。
ということは、今春の日照時間の短さは、自殺者増加という悲しい事態につながりかねない。極論を言えば、今春の記録的な日照時間の少なさによって、自殺者人数が記録をのばしてしまう可能性もあるということ。
日差しを浴びることで未然に防げる自殺があるとしたら、今後、太陽が元気よく顔を出してくれることを祈るばかりである。
(大貫未記)





