麻疹が全国的に流行する可能性が!
[2006-05-18 10:12:57]
現在、国立感染症研究所感染症情報センターが“麻疹”について緊急情報を出しているのをご存知だろうか? 4月以降、麻疹患者が茨城や千葉で増えているため、関東一円、そして、全国的な広がりを危惧して「大至急予防接種を受けましょう!」と呼びかけている。
麻疹とは空気中の麻疹ウイルスによる感染病。くしゃみや鼻水などの飛沫によって感染しやすく、その感染力はかなり強いと言われている。インフルエンザ患者が冬に激増しやすいように麻疹の患者数も季節による変動があり、春から初夏……まさに今の時季は流行しやすいという特徴がある。
そのうえ、今年は集団感染の発生がゴールデンウィークの前後に重なり、旅行などによる人の移動が感染の広がりを助長しているようである。麻疹は感染してから、せき、鼻水、目やに、高熱などの症状が出るまで約10~12日間かかる。ということは、たとえばゴールデンウィーク中に感染した人が、潜伏期間を経て発症するのは今週末にかけて。これからしばらくはちょっとでも“風邪かな?”と思ったら、麻疹も疑って病院へ相談してみるべきだ。また、感染者との接触を避けるためには、たとえ春の心地いい休日でも人出の多い場所にはなるべく出かけず、家でのんびり過ごすほうが正解かもしれない。
ちなみに、幼少の頃に麻疹の予防接種を受けた人も油断は禁物。接種後、10年も経てば免疫力が下がる可能性があるらしい。予防接種の記憶がある人もない人も、できるだけ早めに接種するのがよさそうだ。
(大貫未記)





