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台風接近時にクモ膜下出血が多発


[2008-04-10 12:45:06]

台風が近づくと、クモ膜下出血を引き起こす危険が高まる……こんな研究結果を国立病院機構・関門医療センターの脳神経外科医長(泉原医師)がまとめた。


まとめを発表した医長は2000年から2年間にわたり八重山病院(石垣島)に勤務していたが、一般的に冬に多いとされるクモ膜下出血の患者が、八重山諸島では夏から秋に多いことに気づき、台風が最接近した日を中心に前後3日間を「台風接近時」として区別、1989年から2002年までに同病院でクモ膜下出血と診断された入院患者の発症時期を調べたところ、台風接近時の発症率は100日あたり3.4人と、それ以外の時期に比べ1.8倍多い結果となったそうである。


医長は、台風接近時の気圧低下に伴い、脳動脈にできたこぶが膨張したり不安感が高血圧を引き起こしたためではないか……としているが、確かに非常に強い台風が接近すると恐怖を覚えるほどの風の音に怯え睡眠もままならない状況となる。
今回の発表により「病気と気象の関係」が取り上げられる機会が多くなりそうであり、これが予防医療にも繋がってゆくことを期待したい。
(青柳俊輔)

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