ホームズ彗星、石垣島で撮影成功
[2007-11-14 10:18:39]
わずか2日間で50万倍もの明るさに急増光(アウトバースト)したことで、世界中から注目されている「ホームズ彗星」の撮影に成功したことをこのたび石垣島天文台が発表した。
ホームズ彗星は1892年に発見された、太陽を約6.9年周期でひと回りする短周期彗星であるが、現在の太陽からの距離は、2.4天文単位(1天文単位=太陽と地球の平均距離)で、10月23日に17等の明るさで観測されていたが翌24日には3.5等の明るさに、25日には2等の明るさに達し肉眼でも容易に観測できるようになった彗星である。
石垣島天文台では、このホームズ彗星が急激に明るくなる「アウトバースト」と呼ばれる現象をとらえ、中心から塵やガスが噴出していく様子をはっきりとらえた模様を公開している。上空を流れる偏西風帯より南に位置し大気が安定した石垣島であるからこそ撮影できたであろう「アウトバースト」。興味のある方は是非「石垣島天文台ホームページ」を覗いてみてはいかがであろう。
なお、ホームズ彗星は太陽から遠ざかりつつあり、ゆっくりと減光しているが、今月(11月)末までは肉眼でも観測が可能。冬の夜空の代表「オリオン座」が昇るころ、北東の空に「カシオペア座(Wの形)」の側にある「ペルセウス座」の中で見られる。
(青柳俊輔)
石垣島天文台ホームページ http://www.nao.ac.jp/ishigaki/





