希少種イシカワガエルを人工繁殖
[2007-11-17 07:07:22]
沖縄の有力紙「沖縄タイムス(11/16付)」によると、解剖せずに生きたままで臓器や血管の状態を観察できる「透明カエル」などを誕生させ、今までの医学の研究や治療法に一石を投じてきた広島大学両生類研究施設のチームが沖縄本島と奄美(大島・徳之島)の森にのみ生息する「イシカワガエル」の人工繁殖に成功したようである。
イシカワガエルは「日本で最も美しいカエル」といわれており飼育・販売目的の乱獲。また繁殖期に雨が降らないなど近年騒がれる異常気象や環境破壊のため生息数が激減し環境省の絶滅危惧種に指定されている。
種を保存するために様々な動植物の人工繁殖が試みられているというやや悲しい現状ではあるが、IPCCの報告によると今後1.5-2.5度の気温上昇で生物種の30%が絶滅してしまうとされているだけに今回の人工繁殖成功のニュースは嬉しい限りである。
なお、広島大両生類研究施設のチームは17日から琉球大学ではじまる「日本爬虫・両棲類学会」で正式発表される。
(青柳俊輔)





