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現在の大地震推定に限界


[2007-10-24 09:13:38]

地震を推定する現在の評価方法では危険な活断層を見落とす恐れが大きいとの分析を産業技術総合研究所の地震・地質学チームがまとめた。


まとめによると、マグニチュード(M)7クラスの大地震でも地下の断層のずれが地表に現れないことが多く、地表での調査を基に将来の地震を推定する現方法ではM6.5以上の6回に5回、またM7.0以上では2回に1回の割合で見落とす恐れがあるという。


断層のずれが地表に現れないのは、震源断層の上の地層が軟らかくたわんでしまうため、地面が波打ったような「活褶曲(かつしゅうきょく)」になることが考えられているようだ。しかし地震はいつどこで起きてもおかしくないとはいえM6.5クラスが6回起こるうち5回も見落とされては正直、困惑してしまう。


今回のまとめは25日、仙台市で開かれる「日本地震学会」で発表されるそうだが、政府も含め新たな評価法の検討をしなければならないだろう。
(青柳俊輔)

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