沖縄近海、水温上昇の影響
[2007-07-31 18:58:50]
沖縄の有力紙「沖縄タイムス」によると、気象庁がおこなっている「長期変化傾向調査」で、沖縄本島を含む東シナ海南部の年平均海面水温が過去100年で1.1度上昇し、世界平均の上昇率の2倍であることが30日までに明らかになった。
この海面水温上昇の影響か、国際マングローブ生態系協会によると、西表(いりおもて)島の仲間川流域では、本来淡水と海水が混じり合う汽水域に生息するマングローブが、海面上昇により徐々に内陸部へ侵入していると発表している。
沖縄県内はコンクリートの護岸で囲まれている場所も多く海面上昇が目立たないだけで、護岸が無ければすでに深刻な場所が多いのかもしれない。
沖縄県は「美しい海と豊かな自然」を売りに、多くの観光客が訪れているが、県を含む国は温暖化による海岸浸食が深刻な「ツバル」など太平洋の島国と協力して対策を進めるべきではないだろうか。
(青柳俊輔)
※ツバル……南太平洋に浮かぶオセアニア州の国で、地球温暖化による海面上昇のため国(島)の存在そのものが脅かされている。
※マングローブ……熱帯や亜熱帯地域の河口など潮の干満により淡水と海水が混じる場所に生息する植物の総称。





