水道水に異臭(中国・江蘇省)
[2007-06-05 19:40:49]
中国三大淡水湖の1つである江蘇省・太湖が水質汚染のため無錫市で460万人余りの飲み水に影響が出ていることがわかった。
「香港ポスト」によると無錫市では5月28日以降、太湖を水源とする水道水からひどい異臭がしはじめたようで、スーパーマーケットでは開店から僅か10分足らずで飲料水が完売するなど、市民は飲み水の確保に走り、価格も高騰しているようである。
異臭の原因は連日の猛暑により湖の水位が下がり、人体に有害な藍藻が大量発生したことによるそうだ。
ところで、太湖はかつて美しい水をたたえた湖として知られたが、近年は化学工場から排出される汚水により美しい湖「太湖」は過去のものとなってしまったようである。
このところ地球温暖化の影響で将来的に水不足が懸念されているが、今回の無錫市の異臭騒ぎは決して対岸の火事ではないような気がしてならない。
(青柳俊輔)
藍藻(らんそう)……水中に広く分布するが湿った地上にも発生する原核生物「シアノバクテリア」と呼ばれる細菌類。
水槽で熱帯魚を飼育されたことがある方は藍藻の発生による異臭に悩まされたことがあるのではないだろうか。






