えっ ! 沖縄で、浮島現象 ?
[2007-05-24 19:47:49]
沖縄の有力紙「沖縄タイムス」によると沖縄県那覇市で23日、那覇から西へ30-40kmに位置する慶良間(ケラマ)諸島が海から浮いて見える現象が目撃されたようだ。
この現象を目撃された方の話によると、海面の上に白っぽく広がる層が広がり、その上に慶良間の島影がぽっかり浮いているように見えたそうである。
この時期は、北陸の富山湾で「蜃気楼」がよく出現し、今回那覇市で見られたような蜃気楼の一種である「浮島現象」も度々出現するらしいのだが、本来このような現象は富山湾のように冷たい海面に温かい空気が流入することで出現するものであり、水温・気温ともほぼ同じであるこの時期の沖縄近海ではまず出現しないはずである。
沖縄気象台では「現象が目撃された時刻に層状の霧なども観測されていないため島が浮いて見えた原因は不明」としている。
それにしても、蜃気楼というと沖縄では晴れて気温が上昇した日中に道路上に水があるように見える「逃げ水現象」が年間を通して見られるが、機会があれば「浮島現象」を是非見てみたいものである。
尚、国内で「浮島現象」が確認されているのは北からオホーツク海沿岸周辺の北海道、富山湾周辺、琵琶湖周辺の3カ所のみである。
(青柳俊輔)






