石垣島・白保のサンゴ減少
[2007-04-09 16:14:54]
世界自然保護基金(WWF)の「サンゴ礁保護研究センター」は 7日、石垣島白保海岸のサンゴについて調査結果を報告した。
報告では、2002年から 4年間の定点調査(8地点)でサンゴの被度、種類、水温、底質の結果を示し、サンゴ被度は全ての地点で低下、沖合いほど低下率が大きいとの調査結果が出たようだ。
サンゴの減少に関しては主に開発などによる陸からの赤土流出による影響が大きいと思われており、サンゴが生息しやすい環境に戻す必要があると訴えているが、一方で、自然災害である台風の被害も大きく、台風によって被害を受けたサンゴは回復が難しい状況にあるようだ。
実際、台風の強い波浪により海底から巻き上げられた砂や死んだサンゴの破片が生きているサンゴを覆うことにより成長が妨げられるどころか、死滅してしまう例が多いのである。
温暖化に伴い台風の大型化が懸念されているだけにサンゴの未来は険しそうである。
(青柳俊輔)
※白保海岸……石垣島の南東部に位置する海岸で、生息するアオサンゴ群落は北半球最大であり国際自然保護連合などにより高く評価されている。
※被度……植物群落で、ある種が地表面を覆っている度合い。





