慶良間海域でサンゴの病が広がる
[2007-03-10 06:52:29]
沖縄県慶良間(ケラマ)海域で2004年以降、サンゴの肉の部分がはがれて死ぬ「ホワイトシンドローム」と呼ばれる原因不明の病気が広がっている。
慶良間海域保全連合会が昨年11月からおこなってきた調査によると、被害は主にテーブルサンゴで目立ち、病気の進行速度は 1ヶ月で70cmも進んだ例もあるそうだ。
現在のところホワイトシンドロームはウイルスやバクテリアが要因となる感染症であろうとのことだが、原因解明にはいたっておらず感染したサンゴを切除(感染部分のみ)することで被害の拡大を抑えているのが現状だ。
ところで、ホワイトシンドロームと地球温暖化の因果関係は今のところ見あたらないが、地球温暖化の進行にともないマラリアなど熱帯性感染症の発生範囲が広がることが懸念されるだけに、新たなウイルスやバクテリア等による感染症が海中で発生しても不思議ではないかもしれない。
原因の究明、病原体の解明、そして治療方法の確立がまたれる。
(青柳俊輔)






