セミが鳴きだす(沖縄県宮古島)
[2007-01-16 20:04:33]
沖縄県宮古島市で15日、イワサキクサゼミが鳴き始めた。
イワサキクサゼミは、沖縄で若夏の到来を告げる使者として知られ、例年3月下旬から4月上旬にかけて鳴きだすのだが、どうやらこのところの陽気に誘われて羽化してしまったようで、宮古島市の西平安名崎周辺では、ススキの葉やサトウキビの葉にしがみつき「ジージー」と甲高い鳴き声を響かせているようである。
セミは幼虫で7年という長い期間を土の中ですごし、地上に出て成虫になると約1週間という非常に短い期間で一生を終えてしまう。時期はずれとはいえ、せっかく成虫になったのだから、せめて成虫でいられる期間は暖かい日が続けば……と、願わずにはいられない。
(青柳俊輔)
※イワサキクサゼミ……沖縄本島や先島諸島にのみ分布、体長は15㎜ほどしかない日本最小のセミで、ススキやサトウキビなどの草汁を吸うためクサゼミと呼ばれる。なおレッドデータブックなどの絶滅危惧種には指定されていない。





