石垣島天文台の修復開始
[2007-01-08 16:52:25]
2006年4月にオープンしたものの同年9月の台風13号による被害で閉鎖している日本最南端の石垣島天文台の復旧工事が7日から始まった。
天文台が受けた被害は、天文台独特のドーム状の開閉扉が破損したほか、土台部分の鉄製金具が曲がったり、雨漏りで望遠鏡の電気系統も被害を受けたというが、復旧作業が急ピッチで進められ2007年4月中の再オープンを予定しているようだ。
さて、この石垣島天文台のある石垣島は北回帰線のすぐ北側、北緯24度に位置している。そのためジェット気流の影響も少なく大気が安定するため星がまたたかず、たくさんの星が観察できるだけではなく、日本で唯一、南十字星も観察できるのである。
一般の方も気軽に見学や展望会に参加できる施設としてオープンしただけに、1日も早い復旧を願いたいところである。
(青柳俊輔)
※北回帰線……夏至の日に太陽が垂直に照らす地域(緯線)のことで、おおよそ北緯23度30分。
※ジェット気流……日本付近では、おおよそ北緯30度~40度の対流圏(高度約11kmまで)の上層に位置する強い西からの風(偏西風)の流れのことで、中国大陸のチリやホコリなども運ばれてくる。





