アジアで10億人超が水不足の恐れ
[2006-12-18 20:18:59]
気候変動に関する政府間パネル(ICPP)がまとめた報告書案によると、地球温暖化の影響で2050年ごろにはアジアの10億人以上の人々が水不足にさらされるほか、沿岸地域の水没やコレラのまん延、食料の高騰など深刻な影響が起きる可能性があることが18日、明らかになった。
報告書案は、温暖化の最大の脅威は気温上昇と雨の減少による水不足だと指摘。
重要な水の供給源であるチベットやヒマラヤの氷河が縮小することなどで、インドでは1人あたりの水利用可能水量が25年までに半減することや、中国北部では農業用水が現在の70%しか確保できなくなる恐れがあるなどとしている。
当然、水量が減少すれば農業生産の減少が起こるばかりでなく、川の流量が減少すれば水力発電の発電量の減少により、さまざまな産業への影響も必至であろう。
また、海流の変化や海水温の上昇で魚の養殖にも被害が及び、マラリアやデング熱、コレラなどの流行地域も広がるとのことだ。
地球温暖化は、これほどまでに深刻な問題であるにもかかわらず、身近な問題としてとらえる人はそう多くないのではないだろうか?
このまま地球温暖化が進めば、暑さのあまりサンタクロースの服装も変わっていくかもしれないし、立派なヒゲも剃り落とすかもしれない。
サンタはサンタらしく、子供たちの夢を壊さないためにも、身近なことから温暖化防止に取り組んでいただきたいものである。
(青柳俊輔)





