冬季はイリオモテヤマネコに注意
[2006-11-13 18:55:02]
環境省那覇自然環境事務所は13日、国の特別天然記念物「イリオモテヤマネコ」のメスの幼獣が交通事故で死亡した、と発表した。
イリオモテヤマネコは、世界中で沖縄県八重山諸島の西表島だけに分布するヤマネコで、生態については未だ不明の部分が多いのだが、半夜行性で主に夜間に活動することが多いこと、生息数が 100匹程度(推定)と非常に少ないため、普段は地元の人間でも目にすることはほとんど無いようである。
しかし、南国沖縄とはいえ涼しくなり冬を迎える11月~ 2月は、イリオモテヤマネコが繁殖期に入りオスがメスをさがして行動範囲が広くなるため道路を横切ることも多くなり、その際に車に跳ねられ事故が発生するのである。
ちなみに、イリオモテヤマネコの交通事故死は、記録が残っている1978年以降で42件(今年 2件)発生している。
イリオモテヤマネコは西表島における食物連鎖の頂点に立っているとはいえ、当然、車には勝てるはずもない 。慎重な運転を心がけていただきたいものである。
(青柳俊輔)






