南岸低気圧が通過。
先日、1/31(土)に南岸を低気圧が発達しながら通過し、ここ関東地方の沿岸でも大きな波が押し寄せた。
前日の1/30(金)には、すでに西日本でもこの低気圧からの波が押し寄せ、九州宮崎や四国などでは、2m以上の波が到達していた。また、東海でも波は徐々に高くなっていた。
次の日の1/31(土)には西日本~東日本に一帯にかけて波が高く、1/31(土)の朝には東海ではすでに3m近い大波も押し寄せ、関東でも2m程度の波が到達していた。
その後も2/1(日)にかけても波が高い状態が続いていたが、湘南では、強い北寄りの風により波が抑えられ、徐々に波は弱まり、夕方には50cm程度まで落ち着いていた。
波がちょうど高かった1/31(土)の朝に、鎌倉由比ガ浜ではサーファーが流され、捜索活動が続いていたが、その後無事見つかったようだ。
モバイルにてサーファー向けに出されている各波情報サイトでは、前日から低気圧の接近、通過に伴って波がどこも高くなることを予想していたが、おそらくこうした情報を見ていなかったか、もしくは低気圧からの波を甘く見ていたのかもしれない。原因は定かではないが、こうした低気圧の通過時には非常に注意が必要だ。また特に、こうした強い波が押し寄せるときには沿岸の潮の流れも強まり、さらにこの日は北寄りの強い陸風が吹いていたことから、流されやすい条件が揃っていた。
サーファーの事故については毎年減って入るものの必ずこうした状況のときには起きており、今後、気象情報の確認については特に注意をしてもらいたいと思っている。
これから、強い冬型による気圧配置や、また春が近づいてくれば春一番も予想以上に強く吹く可能性はあり、事前の気象情報の確認と、現地へ着いてからの確認は、時間をかけて実施してもらいたいと思っている。
マリンスポーツを安全に楽しむためには、こうした気象情報の確認は必須で、特にサーフィンの場合には波情報サイトという特有のサイトが身近にあるので、ぜひ活用してもらいたいと思う。
(小川和幸)






