ウェーク島の住民は全て避難!
27日(日)にハリケーンから台風へかわって、日本のはるか南東海上を西~西北西へ進み続けている台風12号(イオケ)は、発生してから依然として猛烈な勢力を保ったまま。また、すでにウェーク島近海にまで達しており、このままの進路で行くと数時間後にはウェーク島を直撃する見込みだ。
すでにウェーク島の住民の200人あまりは全て28日(月)にはハワイへ避難しており、島での現地観測もすでに終了しているようなので、実際のところは分からないが、既に暴風圏に入っている模様。
台風12号は午後3時現在、中心気圧は920hpaで、中心付近の最大風速は55m/sという発表がされているが、実際には今日の午前9時の段階で最大風速が135ノット(約67m/s)で、瞬間最大風速は165ノット(約82m/s)だそうだ。また、近海の波の高さは50フィート(約15m)に達しているようだ。
このままウェーク島を直撃すれば、おそらく島の建物等は全て波に押し流され、そして高潮と高波で水没し、その後は、全ての機能を失った自然の島だけになってしまうとアメリカでは報道されている。
※このウェーク島は、昔太平洋戦争時代に日本軍が占領していた島で、戦後にはアメリカへ返還されているが、観光施設等は何も無く、航空機の緊急着陸地や、大型船の非難のための停泊地が設定されているのみで、面積も6.5k㎡、最高地点も6mという小さな島。
今後、この台風12号は徐々に勢力を落としながらも北西へ進み、9月6日(水)~7日(木)にかけて日本に再接近する見込み。また、日本の千葉~東北にかけての東岸沿いを北上し、7日(木)には北海道を縦断する恐れもある。
太平洋側では、3日(日)の後半からこの台風からの東寄りのウネリが到達し、4日(月)以降は波が大きくなり、大荒れとなりそうだ。今週末から来週にかけてマリンレジャーはもちろん、船舶については十分な注意が必要で、できれば控えた方が良いでしょう。また、風もかなり強まり、大雨の被害にも十分な注意が必要だ。今後の台風の動きには十分に注意してほしい。
(小川和幸)





