道南/夏から秋へ
[2011-09-17 14:24:53]



蝦夷地の玄関口、函館。飛行機が本州からの交通手段の主となった現在、「玄関口」の名は札幌に付ける方がふさわしいのかもしれないが、地理的に見て、また歴史的に見て、やはり函館を「玄関口」と呼んでおきたい。
道南の函館の気候は、道北・道東とは異なる。地理的に見て青森に近く、9月前半に訪れると、意外にも「暑い」と感じることだろう。
そんな函館だが、ちょっと郊外を歩くと、夏の花にも、秋の花にも出会うことができる。日当たりのあまりよくない所には、今でも青々としたあじさいが見られる。ひまわりすら咲いている。一方、日当たりのよい所にはコスモスが咲き乱れ、道端にはすすきが穂をいっぱいに広げている。
あじさいとコスモスの共存は、青森県下北半島にも見られる。両地の気候は、よく似ているのだろう。夏が短いことの象徴でもある。
(小埜佳典)






