避暑・空中都市の構想
[2011-06-30 09:22:09]
関東以西は大変な暑さが続いている。暑さの源は太陽。こんな日の私達は、フライパンの底のような環境に暮らしている。
太陽のエネルギーの多くは、大気に直接は吸収されない。地面や海面に吸収され、その地面や海面が大気を温める。地面がフライパンの底のように熱せられ、その上の空気を熱するのだ。フライパンの底に暮らす私達は、とても暑い思いをすることになる。
以前、気球観測のデータを見せてもらったことがある。地上から上空に向かって気球を飛ばし、高度数十メートルごとに温度を測定したデータだ。一日を通じてみると、地上の温度変化の大きさが際立っていた。夜間から早朝にかけては、放射冷却で上空より低温になる。いわゆる接地逆転層が形成される。一方で、日中は地上付近だけが、フライパンの底のように極端に高温になる、という具合だった。
フライパンの底は生活しにくい。であれば、空中に都市を形成し、夏はそこで生活してはどうか。実現は難しいだろうが、寝苦しい夜、そんなことを考えた。
(小埜佳典)






