変わる平年値
[2010-12-25 18:12:05]
天気予報などで「平年値に比べ……」という解説を耳にする。ここで「平年値」というのは、30年間の平均値を指しているが、来年、「平年値」が変わることをご存知だろうか。
平年値は10年ごとに更新されており、2011年は更新の年に当たる。これまでは1971年~2000年の30年間の平均が用いられてきた。しかし、来年からは1981年~2010年の30年間の平均が「平年値」となる。近年、気温が上昇傾向にあり、気温の平年値は、ほぼ全ての地点で上昇するだろう。今年までは「暖冬」と言われた冬が、来年からは「平年並の冬」となる可能性もある。
その他、1年間の雷の観測日数、霧の日数などの平年値も計算されている。いくつかの観測地点について試算してみたところ、雷の日数は増加、霧の日数は減少する傾向が見られた。今年、千葉県などで落雷による大きな事故があった。雷日数の増加には、注意を払っておく必要がある。
(小埜佳典)






