八ツ場ダムと気候変動
[2010-11-07 14:34:14]
国交相が、八ツ場ダム中止前提の方針を撤回したことが、今朝の朝刊で報じられた。ダムの必要性について、中止を前提とせずに検討してゆく方針だという。
ところで、八ツ場ダムが必要とされる理由のひとつに、気候変動が挙げられていることをご存知だろうか。しばらく前の東京都水道局の広報誌に、その理由が記載されていた。
1. 温暖化により水源地の積雪量が減り、雪解け水が減少する。また、雪解け時期も早まる。
2. このため、水が大量に必要な代掻きの季節や夏に河川の水が少なくなり、渇水が懸念される。
3.よってその前に、ダムにたくさんの水を溜めておかねばならない。
温暖化によって稲作が受ける影響については触れられておらず、将来においても、同じ季節に同じ量の水がいるのかという点については疑問が残るが、ダムの必要性について、温暖化と関連した理屈づけがあることを初めて知った。もっと報道があってもよいように思う。
(小埜佳典)






