治安悪化と地球温暖化
[2010-06-24 22:52:57]
寝苦しい季節になった。まだエアコンなしで我慢しているが,昨夜の気温は28℃。そろそろ限界かもしれない。
湾岸に越して1年ほどになる。東京の夏は蒸し暑いが,海側と陸側,両方向の窓を開けておくと意外なほど風が流れてゆく。俗に言う「海風」だろう。わずかな風が涼しさを大きく変える。窓さえ開けておければ,エアコンなしでも比較的快適に過ごせる日も少なくない。
しかし,である。窓を開けて眠るのは不安なのである。昨今の治安悪化のイメージは,窓を開け放しての安眠を許さない。
以前,ブエノスアイレスの夏の数日を,エアコンのないホテルで過ごしたことがある。物騒な時期を過去に経験したのだろう。窓の外には,日よけのブラインドを10倍強力にしたような鉄の造作物が作られていた。実弾が飛んできても大丈夫なのだろうが,まさか日本でこんなもの付けるわけにもいかない。第一,外の様子が全く見えない。
かくして,日本では窓を閉め切りエアコンを付けることになる。産業界の節電が進む一方で,家庭の電力消費量は増えている。治安の悪化がCO2を増加させる。そんな見方もできる。
(小埜佳典)






