サラリーマンの気候変動
[2010-06-09 21:43:05]
今年も6月になった。
クールビズが普及し始めて数年が経つ。導入当初の小泉元総理のノーネクタイ姿が今でも記憶に新しいが、ネクタイをはずしたサラリーマンの姿は、年々目立つようになっている。
試しにサラリーマンの街、新橋界隈で数えてみたところ、100人中ネクタイを締めていたのは30人だけ。クールビズの普及率は70%に達している。
ここで、「衣服内気候」という言葉に注目してみたい。これは、肌と肌着のごくわずかな空間に存在する気候のことを指す。温度31~33℃、湿度40~60%が快適と言われ、サラリーマンがネクタイをはずすことで、この「衣服内気候」は2℃低下すると言われる。
スケールの大小はさておき、温度2℃の変化はここ100年の地球温暖化のおよそ4倍にも相当するもの。夏のサラリーマンの世界で「気候変動」が起きている。ちょっと大げさだが、そう言ってもいいのではなかろうか。
(小埜佳典)






