太陽を取り巻く珍しい虹
[2010-05-17 22:07:27]

5月16日、秋田・山形の県境にある鳥海山で、太陽を取り巻く「環水平アーク」という珍しい現象が観察された。
観察されたのは、午前10時から1時間ほどの間。内側にある幅の狭い虹は、上空のごく薄い雲(巻層雲)によって作られる日傘であり、しばしば見られる現象。そしてそのさらに外側に、楕円の一部のように見えるのが環水平アーク。こちらは上空の氷の結晶の方向がよく揃った時にだけ見られると言われる、珍しい現象である。日傘より幅が広く、7色がきれいに分離して美しい。水平環とも呼ばれる。
前日から残った寒気によって、上空に氷の結晶が多く存在したことから発生したものと推定される。2つのきれいな虹は青空によく映え、登山者の目を楽しませていた。
(小埜佳典)






