月見マラソン
[2009-10-05 10:08:43]


10月3~4日にかけ、今年も新潟県十日町市で恒例の「24時間マラソン」が開催された。1チーム10人でたすきをつなぎ、24時間を走破するレースである。今年は仲秋の名月と重なり、「マラソンしながら月見をする」という一風変わった体験になった。
自分の走る順番はおよそ4時間ごとにやってくる。はじめは17時40分。夕暮れの中、山のてっぺんの厚生施設に明かりが灯ったと思ったら、それは満月だった。明るい月はとてもゆっくりと昇ってきた。
2度目は21時20分。高積雲の合間を月が泳いでいる。走っている間に雲は高層雲に変わり、おぼろ月夜になった。
3回目は1時30分。あたりは一面霧に包まれ、先ほどとは変わったおぼろ月夜。明日は晴天に恵まれるだろう。谷間へ降りるマラソンコースの底で霧は濃くなり、月は一時姿を消した。
最後は5時40分。深い霧の底を経て、月は山の端に消えた後だった。夜は白々と明け、天頂には青空が広がってきた。
こんなお月見、いかがでしょうか。
(小埜佳典)






