CO2の地中貯留調査始まる
[2009-07-07 21:27:59]
日本CCS調査株式会社は3日、北海道苫小牧沖で、10月から11月にかけて二酸化炭素の地中貯留(CCS)に関する調査を行うと発表した。
地球温暖化の主原因と言われる人間活動由来の二酸化炭素。大気中の二酸化炭素を増やさないためには二つのアプローチがある。ひとつは二酸化炭素の発生そのものを抑えること。もうひとつは発生した二酸化炭素を大気中へ放出せずに、どこかへ溜めておくこと。CCSは後者のアプローチで、例えば火力発電所で発生する二酸化炭素を大気へ放出せずに、パイプラインを通じて地中深くへ埋めてしまおうという技術である。
同社はすでに7月1日から、福島県沖でパイプライン敷設の調査を始めた。電気新聞などによると、国内の調査予定地がこの他2ヶ所あり、苫小牧を含めた4ヶ所の中から実証試験を行う地点が決まるという。二酸化炭素削減の新たな手法として、今後の動きに注目しておきたい。
(小埜佳典)






