富士山/頂上に登れない?
[2009-06-29 21:48:27]
山梨県は29日、7月1日の山開きの日、通行可能なのは8.5合目までとなる見通しと発表した。今年も残雪が多く残っているようだが、昨年の冬はむしろ暖冬傾向だったはず。いったいどうしてなのだろう。
富士山の残雪の多さと冬の寒さとは、実はあまり関連がない。むしろ、春になってからの降水量との相関が大きい。ふもとの河口湖町の、この春のアメダスのデータを探ってみよう。3月、4月の降水量は平年並かやや少なめ。一方、5月は平年の倍以上の降水量となっている。特に5月5日から8日にかけての4日間は、この間だけで155mmと平年の一ヶ月分以上の降水を記録している。富士山8合目以上では当然雪。1m近くの降雪になったものと推定される。
周辺の山小屋では除雪を進めているようだが、7月1日に頂上まで道が開通するかどうかは微妙。雪山装備の無い方は、くれぐれも無理をなされぬよう。
(小埜佳典)





