富山の蜃気楼の理由
[2009-05-24 14:53:30]
蜃気楼(しんきろう)という大気現象がある。
科学的に発生理由を述べるなら、温度の違う2つの空気層の境目で光が不均一に曲がることにより起こる、となる。多くの人が知る気象現象のひとつであるが、日本各地に見えやすい地というものがあり、富山県魚津(うおづ)市もそのひとつである。
どうして魚津で蜃気楼がよく見られるのか。春の季節に多く発生することから、これまで、立山の雪解け水がその理由とされてきた。富山湾に流れ込む冷水が、周囲に比べて冷たい空気の層を作り出すという理論。非常に分かりやすい説であり、多くの人が納得する理由なのだが、最近の研究により、これが正しくないことが分かってきたという。
新たな説についてはここでは紹介しないが、これまで唱えられてきた説に比べると少々分かりにくく、世の中に浸透するにはかなりの時間を要することだろう。話は脱線するが、現在、北海道の網走刑務所には懲役8年以下の服役囚しかいないのだという。しかし、重罪人ばかりを収容しているイメージの払拭は容易ではない。例えは悪いが、この事例に何となく似ていると思った。
(小埜佳典)






