底雪崩の季節
[2009-04-16 21:12:28]

4月になり、暖かな日が続いている。11日に訪れた福島県桧枝岐(ひのえまた)村、一週間前も来たという登山者によると、一週間で雪解けが相当に進み、登山口の様子が大きく変わったという。
春真っ只中は、雪国では底雪崩の季節でもある。底雪崩には規模の大きな例が少なくないが、昔のように民家を襲ったという話はほとんど聞かなくなった。雪庇防止板などの雪崩対策が進んだせいもあるが、山村集落が縮小傾向にあることや、雪の量そのものが減っていることもその理由であろう。
筆者の観察によると、大きな雪崩が出るのは気温の高い日よりもむしろ雨の降る日。雨の日は登山や山菜取りに行く人も少ない。山中での被害例が新雪による表層雪崩に比べると少ないのは、そんな理由であろうか。
(小埜佳典)






