ざらめ雪の季節
[2009-03-09 22:56:21]

今年も、はや3月を迎えた。
そろそろスキーシーズンも終わり、そう考える方も多かろう。写真は3月8日、群馬県内のスキー場の下部で撮影した雪の結晶。既に六角形や針型の新雪結晶の痕跡は全くない。細かな氷の粒と言った方がよかろう。これがいわゆる“ざらめ雪”である。
春の雪の大半はこれで、朝晩冷え込むと隣の結晶と結びついて凍りつき、固いアイスバーンとなる。太陽光に晒されて緩むと、スキーが引っかかって滑りにくくなる。春スキーが敬遠されるのはこれらのためだ。しかし、季節がさらに進み、ざらめ雪が水分を多く含むようになると、不思議なことに再び滑りやすくなるのである。もちろんパウダースノーの感触には程遠いが、雪が重くてどうしようもない、という状態ではなくなる。
きっと、今が一番滑りにくい季節。少し我慢してここでスキーをやめずに、4月が近づく頃、いま一度スキー場へ足を運んでみたい。
(小埜 佳典)






