副振動と日照時間
[2009-02-26 20:59:25]
新聞各紙の報道によると、「副振動」と呼ばれる海面振動により、九州各地に漁船の転覆、床上浸水など被害が出たという。
「副振動」は、周期数分~数十分程度、高低差数メートルに及ぶ海面の振動現象。海や地球のスケールから見れば小さいが、人間のスケールから見るとかなり大きい。詳しいメカニズムは解明されていないが、今回の振動の原因は、日本南岸に横たわる停滞前線と考えられるという。
この停滞前線、東京地方にもある影響をもたらしている。東京では月曜日から木曜日までの4日間、日照時間がゼロである。まるで梅雨時のようだ。明日、明後日も曇や雨の予報で、5日あるいは6日間続けて日照時間がゼロとなる可能性が高い。
東京では特に被害はないが、九州と東京、2つの離れた地域に現れた全く違う現象が実はひとつの前線でつながっている。こんな例は分かりやすいが、地球にはもっと分かりにくい、人類未解明の因果関係が多数潜んでいる。
(小埜佳典)





