映画『八甲田山』企画展 開催中
[2009-01-26 22:53:57]

強い寒気が日本列島を襲った先週末。北日本・青森県の八甲田山も降雪の中だったが、今回の寒気は西日本に偏っていた。青森県を襲った寒気は福岡のそれとさほど変わらず、今シーズン積雪の少ない八甲田山に、やっと「普通の冬」が訪れたという程度の様子だった。
来年5月までの予定で、八甲田ロープウェイの駅構内で「映画『八甲田山』企画展」が開催されている。新田次郎の小説を元にした軍事訓練での惨劇を描いた、昭和52年リリースの映画である。待合室での映画放映の他、展望室には映画のスケジュール表などが展示されている。また、八甲田山麓の宿「酸ヶ湯温泉」では、この企画展に合わせてか、1月24日、実際に雪中行軍に参加した軍人のお孫さんによる講演会も開かれた。
八甲田山の惨劇に関しては、日露戦争を予想した軍部が情報を出さなかったこともあってか、史実よりも小説・映画のストーリーが有名である。行軍が遭難した地点は、現在では車道が開通している場所。「どうしてこんな所で?」と、疑問府がどうしても頭に浮かぶ。この日、北日本を世紀に一度という強烈な寒波が襲っていたことは、あまり知られていない。
(小埜佳典)






