氷の不思議
[2008-12-16 20:21:44]

長野県と山梨県とにまたがり連なる八ヶ岳連峰。冬になるとアイスクライミングの愛好家が多く訪れるが、12月14日、筆者もアイスクライミングに八ヶ岳東面を訪れた。
夏には水の流れる沢筋を登るのだが、12月前半が暖かかったたせいか、凍っていない川床があちこちに見られた。氷の上に乗った積雪のため、氷の薄さに気づかず足を踏み入れてしまい、靴を濡らすことも何度かあった。
そんなわけでクライミング自体ははあまり楽しめなかったのだが、ふと目の前に、写真のような不思議な氷が連なる一角が目に入った。まるで悪魔の手のよう。いったいどんな経過を辿ってこのような氷が形成されたのだろうか。風か、それともしぶきか。いろいろ想像してはみたものの、はっきりとした答は見つけられなかった。
まだしばらくは暖かい日が続きそう。沢筋は固く凍りつく前に、雪に埋もれてしまいそうである。
(小埜佳典)






