色づく針葉樹
[2008-11-16 20:40:41]

紅葉(黄葉)の木々と言ったら、どんな木々を想像するだろうか。赤の代表はカエデ、黄の代表はイチョウと言ったところか。いずれも幅の広い葉を持つ広葉樹である。これに対して、松に代表される針葉樹はどうか。常緑樹だと思いがちだが、日本には「黄葉するマツ」が存在する。
別に珍しいものではない。それは「カラマツ(唐松)」である。主に中部地方以北の亜高山帯に見られ、その針のような葉は秋深き候に黄色く色づき、太陽の光に照らされた姿はまるで黄金のよう。季節が進むとやがてその葉を落とすが、比較的黄葉時期の遅い樹木である。きっとまだ目にすることができるだろう。
余談になるが、落ちたカラマツの小枝は脂分を多く含んでいて、焚き火の焚き付けに最適。イボイボのある細い枝が特徴だ。サバイバルの知恵として覚えておいて損はない。
(小埜佳典)






