「東高西低」悪天の北海道
[2008-07-10 23:03:28]

梅雨のない北海道。好天を期待して訪れた北端の小さな島、利尻島。しかし滞在の3日間、雨、風に苦しめられる結果となった。
暴風・濃霧の中、7月5日に登頂を試みた標高1720mの利尻富士。一時は強い雨にも見舞われた。地元のガイドさんによると、七夕の頃は意外に天気が悪いのだという。それでも、これほどの風を経験するのは10年ぶりだとか。
天気図を眺めてみると、東のオホーツク海には高気圧が、西の中国大陸には低気圧がある。「東高西低」の気圧配置と言えばよいのか。冬の「西高東低」とは逆パターンだが、等圧線の間隔はだいたい同じ。だから冬とは逆に南よりの強い風が吹き、日本海から湿った空気が流れ込んでくる。寒くはないが、湿っぽいし、霧も濃くなる。
翌日、一周52kmの島を、スクーターで一周してみた。島の東側を北上していると、生暖かい風と冷たい風が交互に、数秒おきにやってくる。前者は山を吹き降ろす風、後者は海から吹き上がる風だろう。気温は24℃程度と高かったが、海はきっとまだ冷たいのであろう。
(小埜佳典)





