平地に咲く高山植物
[2008-07-10 22:29:55]

北海道の最北端、稚内。そして、その西側、日本海に浮かぶ利尻島、礼文島。梅雨のない北海道に今、高山植物たちが花開いている。
本州と違うのは、いわゆる高山植物が、標高0m付近でも見られるということ。7月の東京と稚内との平均気温の差は8.5℃。標高差に換算すると約1300mとなる。本州の中央高地、例えば標高1500mの上高地に咲く花たちが、彼の日本最北端の地では標高200mに咲いていたとしても、何の不思議もないことである。
ここで思うに、「高山植物」という言葉を作ったのは、本州人に違いないということだ。北海道の地では平地に咲く花。高山だけに咲く花ではない。日本語の表現について、少し考えさせられた。
(小埜佳典)





