今年も10の測候所が廃止
[2008-06-14 11:58:45]

(写真:屋久島から見る日の出)
気象庁は6日、小名浜(福島県いわき市)、屋久島(鹿児島県)、富士山など10の測候所を10月1日に廃止し、特別地域気象観測所に移行すると発表した。
富士山測候所はすでに無人化されているが、他の9つの測候所についても無人化され、以降の観測は機器による自動観測となる。はれ、くもり、雨などの「天気」や、桜の開花情報などの「生物季節」といった、人間の眼や耳に頼った観測は今後なくなる。
無人化は公務員削減に伴うもので、22年度までに原則として全ての測候所が無人化されるという。実は先日、別の取材で屋久島測候所の職員さんにお話を伺った。親切に話してくれたあの職員さんもいなくなってしまうのである。単なる他人事とも思えない。
これまで既に、68の測候所が無人化されている。2年前に無人化された長野県の飯田測候所では、地元自治体が独自に「気象アドバイザー」を採用した。しかし、他の地域からはそのような情報は聞こえてこない。様々な事情はあろうが、ニーズそのものもないのだろうか。
(小埜佳典)





