雨の降らない屋久島
[2008-05-11 15:54:11]

ゴールデンウィークに屋久島を訪れた。「月に35日雨が降る」と比喩され、島の中央部には2000m級の山々を抱える。今回の筆者の活動範囲は主に山間部。沿岸部より更に雨が多いというから、当然、一日くらいは降られるものと覚悟していた。
しかし、雨にあわずに3日間を終えたのである。よほど運がよかったのか。気象庁のデータを調べてみると、屋久島測候所での2007年5月~2008年4月の1年間の降雨日数は246日。月平均すると21日となり、3日間続けて雨が降らないこともそれほど珍しくはない。イメージがやや先行しているようである。
写真は島に育つガジュマルの木の気根(きこん)。まるで毛細血管のようだ。通常、樹木は地中に下ろした根から水分を吸収するが、空気中に水分が多い地域では、このように気中に根を広げる植物が見られるのだという。
屋久島は土壌が浅く、木々は地中深くに根を下ろすことができない。このこともきっと関係しているだろう。
(小埜佳典)





