風力発電・長野県の選択
[2008-04-04 21:29:52]

(写真は長野県内の施設ではありません)
先月18日、長野県は中・大型風力発電施設の建設にあたって、防災や環境、景観保護の観点から「原則として立地から除外すべき地域」「立地について慎重に検討すべき地域」の全県マップを公開した。
中・大型風力発電施設とは、出力50キロワット以上、高さ25m以上、風車の直径15m以上のいずれかに当てはまる施設のこと。長野県は、これ以外の小規模な風力発電施設については建設推進の立場を示す一方で、中・大型施設に関しては、全県の8割弱を上記の除外または慎重に検討すべき地域として指定し、事実上、立地は難しいとの見方を示しているようである。
風力発電の海岸適地への建設は既にかなり進んでおり、今後は内陸山岳地帯での建設が増えると見込まれている。長野県内にもいくつかの建設計画があり、環境保護の観点などから住民の反対運動も起きている。しかし、自然に全く手を加えない開発などありえない。今後も伸びると予想される電力需要や二酸化炭素削減の問題など、トータルな視点で物を考えて行くことが大切である。
(小埜佳典)





