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映画:『壊滅暴風圏:カテゴリー6』


[2007-12-24 14:14:49]

映画『壊滅暴風圏:カテゴリー6』を見た。2004年の米映画である。
カテゴリー6のハリケーンと、藤田スケール6のトルネードが同時に、ミシガン湖南岸の大都市シカゴを襲うというストーリー。猛暑、電力危機、コンピューターハッキングといった社会的問題から出産、不倫といった個人的問題まで、様々な問題との関わりの中で、大災害の様子が描かれてゆく。
 
さて、現実にはカテゴリー6のハリケーンは定義上存在しない。カテゴリー5が最高である。一方、藤田スケール6のトルネードは定義上も存在する。藤田スケールは今年、日本でも予報用語のひとつに正式採用されたが、国内での認知度はまだ高くないようである。
 
さて、主要登場人物の一人に、「トルネードツアー」を催行する男がいた。車に客を乗せ、トルネードにできるだけ近づき、客にトルネードを間近で見てもらう商売。現実にはこんな危険な商売はないようだが、客として描かれた家族がなぜか日本人。どんなに危険なツアーにだって日本人はノコノコやって来る、そんな皮肉なのだろうか。
 
トルネードと言えば、“Tornado watch” という英語がある。これはトルネードを見ることではなくて、「トルネード注意報」の意味。米国旅行中に耳にしたら、注意しよう。
 
(小埜佳典)

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