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2007年12月29日

東京ファンタジア2007開催中

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都心のオアシス東京日比谷公園で、元日の朝まで「東京ファンタジア2007」が開催されている。昨年はこのようなイベントはなかった。今年初めての開催である。
 
テーマは「都心の緑化」。その意味からすれば日比谷公園での開催はピッタリだが、電飾と都心の緑化とがどのように結びつくのかは今ひとつ分からない。しかし、高さ42mのクリスマスツリーはなかなか美しい。ツリーの装飾は映像によるものなので、日中は白い巨大なカナディアンキャンプのように見える。
 
使用される電力は「グリーン電力」を使用している。これは、通常より割高な料金を払って自然エネルギーを利用するシステム。「少々高くても環境にやさしい電力を」という考え方が広まることには、賛成である。
 
(小埜佳典)

2007年12月28日

擬似好天に注意

年末年始の冬山登山。29日から入山予定のパーティーも少なくなかろう。
 
擬似好天に注意したい。29日の低気圧通過後、北アルプス南部などでは午後から一時的に天候が回復するものと予想される。
 
しかし、これは擬似好天である。30日から1日日にかけて強い冬型となり、主稜線上での行動は不可能となる可能性が高い。29日の好天に欺かれ主稜線上まで上がってしまうと、その後数日間に渡ってテントに缶詰状態となるおそれがある。
 
29日は、森林限界以上に上がらないことを強く推奨する。
 
(小埜 佳典)

2007年12月24日

映画:『壊滅暴風圏:カテゴリー6』

映画『壊滅暴風圏:カテゴリー6』を見た。2004年の米映画である。
カテゴリー6のハリケーンと、藤田スケール6のトルネードが同時に、ミシガン湖南岸の大都市シカゴを襲うというストーリー。猛暑、電力危機、コンピューターハッキングといった社会的問題から出産、不倫といった個人的問題まで、様々な問題との関わりの中で、大災害の様子が描かれてゆく。
 
さて、現実にはカテゴリー6のハリケーンは定義上存在しない。カテゴリー5が最高である。一方、藤田スケール6のトルネードは定義上も存在する。藤田スケールは今年、日本でも予報用語のひとつに正式採用されたが、国内での認知度はまだ高くないようである。
 
さて、主要登場人物の一人に、「トルネードツアー」を催行する男がいた。車に客を乗せ、トルネードにできるだけ近づき、客にトルネードを間近で見てもらう商売。現実にはこんな危険な商売はないようだが、客として描かれた家族がなぜか日本人。どんなに危険なツアーにだって日本人はノコノコやって来る、そんな皮肉なのだろうか。
 
トルネードと言えば、“Tornado watch” という英語がある。これはトルネードを見ることではなくて、「トルネード注意報」の意味。米国旅行中に耳にしたら、注意しよう。
 
(小埜佳典)

2007年12月23日

インフルエンザに注意

4日間、ほとんど寝たきりの生活になった。
近所の病院を訪れたところ、A型インフルエンザの診断。普通の風邪なら、1日寝ていればたいてい治る。インフルエンザは症状が4倍重いということか。
 
インフルエンザの患者数は、週平均気温が10℃を割ると急増するという。日曜日~土曜日を1週間とした場合の、東京の週平均気温を見てみよう。11月18~24日にわずかに10℃を下回った(9.9℃)ものの、その後は上昇。12月9~15日に再び10℃を下回った。そして16~22日の1週間は7.8℃と、大きく下回っている。
 
さらに、東京では乾燥が続いている。12月上・中旬の降水量の合計値は11.0mmと、平年の半分以下。乾燥を好むインフルエンザウィルスの活動にもってこいの環境である。国立感染症研究所のHPを見ると、12月上旬から、関東甲信地方でもインフルエンザ注意報を発する保健所の数が増えてきている。
 
年末年始、雑踏の街中へ出掛ける機会も多くなる。風邪っぽい人も、そうでない人もマスクをするなどして、ウィルスをうつさない、もらわないよう心掛けよう。
 
本当の寝正月にならないように。
 
参照:国立感染症研究所 インフル流行レベルマップ
  
(小埜佳典)

2007年12月16日

富士山/噴火から300年

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12月16日。300年前(1707年)の今日、富士山が噴火した。
この1707年という年には、もうひとつ大きな災害があった。東海、東南海、南海地震の3つが10月28日に同時発生したのである。これは過去に日本列島を襲った最も大きな地震のひとつ。両者の因果関係は明らかではないが、上記3つの地震の再来はそう遠くないと予測されており、地震と噴火の複合災害への対策も最近、検討されているようである。
 
さて、噴火から300年を迎えた今日の富士山は、寒気の影響で強風が吹き荒れていた。上の写真は麓から眺めた15日の様子、下の写真は16日の8合目付近の様子である。8合目はブリザードの中。積雪が少なく、雪と一緒に砂まで飛んでくる。風が非常に強く、1000分の1秒という短時間で撮影した画像であるにもかかわらず、雪が線上に写っている様子がお分かりだろうか。
 
登頂を試みるも強風に行く手を阻まれ、3,400mで断念。噴火とは違う意味での富士山の猛威を見せつけられた。
 
(小埜佳典)

2007年12月01日

東京都・奥多摩の紅葉盛り

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11月中旬の冷え込みにより、東京都下の紅葉も一気に進んだ。都の西端、奥多摩町でも、現在紅葉の最盛期を迎えている。
 
下の写真は奥多摩湖。周囲の気温は約0℃、水温より随分と低くなったようだ。暖かい水面から蒸発した水蒸気が冷やされ、湯気が昇っているかのよう。光の当たっているところだけが強調され、対流が始まって不規則に輪のようになって、面白い光景を作り出している。
 
この白いものは何? と聞くと「水蒸気」との答えが返ってきそうだが、水蒸気は全く目に見えないもの。正解は「細かな水の粒」である。霧と同じものだと思ってもらえばいい。
 
明日2日の日中は暖かくなりそう。奥多摩へ紅葉狩りに出掛ける方も多かろうが、先週、ハンターがハイカーを誤って撃つ事故があった。ハンターの取締りをしている方によると、週末だけ山に入るサラリーマンハンターが多く、シーズン初めでまだ慣れていないのだという。鈴を付けて人間の存在を知らせる、登山道を踏みはずさないなど、注意が必要である。
 
(小埜佳典)