今年も走った! 24時間マラソン
[2007-10-09 21:59:52]

陸上競技、それは天候面で見ると最も厳しいスポーツのひとつだろう。原則として雨天決行、寒くても、暑くても、雪が降っても中止にはならない。17回目の開催を迎えた新潟県十日町市松代(まつだい)の24時間マラソン、今年は10月6日正午から7日正午まで、大きな寒暖差の中でレースが進められた。
山間の畑の中にを行く1周2kmあまりの周回コースを、10人でたすきをつないで走り続ける。交代は自由だ。日中28℃だった気温は夜間12℃にまで下がったという。昼は日射で暑く、夜は放射冷却で寒い。深夜0時40分に筆者が走り始めたとき、辺りは一面濃霧に包まれていた。
仮眠後の寝ぼけ眼で、随所に置かれた水銀灯に照らされるコースを行く。遠方の水銀灯の白い光が霧に浮かび上がり、走るに連れてお互いの位置関係を変えてゆく。近づいたり、遠くなったり、まるで意思を持った飛行物体であるかのように。そんな中に人影がボーっと浮かんでくる。もしや宇宙人!? 前方のランナーの姿がそんな風にさえ見えてくる。
霧日数の少なくなった都会ではもちろん、田舎に住んでいても、こんな異次元体験はそうそうできるものではない。新潟県中越沖地震の影響で今年は参加チームが減ってしまったそうだが、来年はまた、多数のチームと共に走りたいと思う。
(小埜佳典)






