「霧のロンドン」は本当か?
[2007-09-19 00:17:56]
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ロンドンと言えば霧。霧と言えばロンドン。ドーバー海峡を抜ける暖流の影響で霧が多いと言われるロンドンだが、果たして本当に多いのだろうか。これまでヒースロー空港に十回程度立ち寄っているが、霧で離着陸が妨げられたことは、なぜか一度もない。
残念ながら年間霧日数の統計は見つからなかったが、ロンドンの霧が有名になったのは、産業革命後の大気汚染のせい。霧の正体はfogではなくsmog(スモッグ)。1950年代に発生したスモッグは伸ばした自分の手が見えないほどだったというが、その原因は、逆転層の内部に石炭のススや硫酸ガスが閉じ込められたからだという。
現在でも暖流と大気との温度差が大きくなる冬に霧が多いと言われるが、大気汚染対策が施された後、スモッグの発生は減っているようだ。好景気でファストフードのバーガーセットが1,000円以上という物価高のロンドン、金回りのよさは大いに結構だが、再びスモッグの発生が増えることのないことをを祈っている。
(小埜佳典)





