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気象庁・全国13の測候所を無人化


[2007-06-10 19:26:31]

気象庁は8日、長野県の松本、鹿児島県の種子島など、全国13ヶ所の測候所を今年度無人化し、機械による自動観測に切り替えると発表した。これまで既に55ヶ所の測候所が無人化されており、平成22年度までに、残る全ての測候所も無人化される予定だという。
 
無人化で観測できなくなるものは何か。第一に挙げられるのが「天気」である。晴、曇、雨、雪、霧といった天気は、人間が目で見て判断するもの。無人化された測候所では観測できないが、降水量や日射量のデータから、ある程度推定はできる。
 
もうひとつ、無人ではできない観測がある。初冠雪、桜の開花日、ホタルの初見日といった自然現象の観測である。測候所の無人化により、近年、これらのデータの発表が減っている。長年に渡って蓄積された貴重なデータの連続性が絶たれてしまうのは、残念なことである。
 
天気は元来、肌で感じるもの。民間委託でも、全国に散らばる予報士への委託でもよい。続ける工夫はないものかと、思っている。
 
(小埜佳典)

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