不都合な真実・エコサンデー¥500
[2007-02-01 20:56:30]
映画「不都合な真実」を見た。エコサンデーキャンペーンで500円。様々なデータを元に、映像を用いて地球温暖化の事実や危機を訴える語り口は、とても分かりやすい。特に驚いたのは、過去10年間に専門家が書いた論文928を調べた結果。地球温暖化に否定的・懐疑的なものはひとつもないという。書店を歩くと温暖化そのものに懐疑論を投げかけるタイトルを多数見かけるが、専門家の見方は違うということだ。
一点気になったのは、氷河の崩壊シーン。TV番組でも温暖化の象徴として使われるが、氷河が海に落ち込む所、いわゆる氷河の末端での崩壊は、川が海に注ぐのと同じことであり、温暖化と無関係に起きていること。氷河クルーズで普通に見られる。それを伝えないのは、都合のよい誤解を容認することである。
厳しい言い方になったが、そんな細部が惜しいと思えるほど、全体の出来は素晴らしい。映画終了後、観客の中から拍手が起こった。温暖化対策の最後進国、それは米国である。外圧に弱い日本だが、この点については逆に外圧を与えるべきではないか。
エコサンデーキャンペーン(500円)は、東京、川崎、名古屋、京都、大阪の東宝系5つの映画館で、2/4と2/11にも実施される予定。
(小埜佳典)
速報!天気ニュース:映画で伝える地球温暖化





