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「日没の底」の季節


[2006-12-02 10:14:11]

1st_日没.jpg
 
師走22日は冬至。ご存知のとおり一年で最も昼の時間が短い日だが、感覚的には冬至の頃より、12月はじめ、今頃の方が昼の時間が短く感じられる。
 
筆者は毎朝7時半の起床。お天道様は真冬でもとうに昇っているから、昼の始まりは季節を問わず7時半。一方、日没の時刻にはもちろん、まだ寝ていない。だから午前7時半から日没までが昼の時間ということになる。
 
上のグラフは、海上保安庁のホームページから東京の日没時刻を調べたもの。日没が最も早いのは冬至ではない。なぜかと言うと、詳しい説明は専門書に譲るとして、人間界の一日が24時間ピタリなのに対して、自然界の一日が季節によって24時間より少しだけ長かったり、短かったりすることに起因する。
 
グラフを見ると、今頃が一年で最も日没が早く、鍋底を這うがごとく日々の変化が小さい。一方、冬至を過ぎる頃には、日没は日ごと約1分ずつ遅くなる。このため、今頃が昼の時間が最も短いと感じられるのだろう。
 
ただしこれは、夜型人間にだけ当てはまる話。日の出前から活動している人々は、きっとまた違った風に感じているだろう。日の出の時刻は冬至を過ぎてからも、1月上旬に向けさらに4分ほど遅くなる。
 
参考:海上保安庁海洋情報部 日月出没時刻方位サービス
 
(小埜佳典)

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