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三連休 山岳遭難相次ぐ


[2006-10-10 21:26:16]

霧氷.jpg
10月7,8,9日の三連休は冬型の気圧配置となり、山は荒れた天気に見舞われた。特に北アルプス周辺では7名の方が吹雪の中で動けなくなり亡くなるという、残念な結果となった。北アルプスでは1989年にも、10月の連休に8名の方が吹雪で亡くなる事故が起きている。
 
日本アルプスは北アルプス、中央アルプス、南アルプスの三つに分けられる。いずれも3000mクラスの高峰が並ぶ山脈だが、10月の連休、怖いのは北アルプスである。理由はふたつあって、
 
・ 最も北に位置するため、気温が低く雪となりやすい。
・ 最も日本海に近いため、冬型の気圧配置になると降水量が多く、天候の回復が遅い
 
である。三連休の前に、山での降雪に警戒を呼びかけたマスメディアはなかったように思う。長野県では夏山シーズン限定で「山の天気」がラジオなどで放送されるが、事故の多い10月連休にも放送できないものだろうか。自省の意味も込め、警戒のメッセージが公に出されなかったことを、残念に思う。
 
<写真>10月8日、南アルプス2800m付近。積雪はないが、霧氷が多数見られた。
 
(小埜佳典)

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