今年も「でんき予報」始まる
[2006-07-09 20:04:09]
東京電力は、今年も7月11日から9月20日までの平日、同社ホームページで「天気予報」ならぬ「でんき予報」を実施すると発表した。
この予報、2003年に始まったもの。同年夏、原子力発電所がほぼ全台停止し供給電力が不足、停電の危機がささやかれた。「でんき予報」ではその日の予想最大電力などを発表し、節電への協力を呼びかけるもので、クーラー需要などが高まる夏のシーズン限定で実施されている。
2003年は冷夏だったこともあり、停電の事態に至ることはなかったが、関東地方で気温が1℃上昇すると、およそ150万kWの電力が必要となる。これは大型の火力発電機1.5台分に相当する量で、1時間あたり約600tものCO2排出につながる。気象庁の3ヶ月予報では関東甲信地方のこの夏の気温は「平年並」。停電の危険が3年前ほどは高くはない中「でんき予報」が続けられる背景には、「温暖化防止」のキーワードが隠れているようだ。
(小埜佳典)





