「寒冬」の可能性がより高まる
[2012-01-07 11:16:34]
気象庁発表の季節予報によると、1月7から2月6日までは、西日本の一部を除き、平均気温が「平年より低い」確率が50パーセント、「平年並み」の確率30パーセント、「平年より高い」確率が20パーセントと発表された。さらに、2月、3月も西日本や東日本の平均気温は「平年より低い」か「平年並み」の見込みで、この冬が寒冬となる可能性がより高まったと言えるだろう。
●気象庁発表季節予報
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/
また、降水量を見ると、日本海側で「平年並み」か「平年より多い」、太平洋側で「平年並み」か「平年より少ない」傾向の予報となっている。これは、冬型の気圧配置が続き、寒気が流れ込む日が多いことを示している。日本海側の雪の多い地域では、よりいっそう大雪に注意が必要となるだろう。
寒冬の原因としては、ペルー沖の海水温が低くなる「ラニーニャ現象」が発生したためと考えられる。ラニーニャ現象が起こると夏は暑く、冬は寒くなる傾向にある。一方で反対の「エルニーニョ現象」が起こると、夏は涼しく冬は暖かい傾向だ。ラニーニャ現象は冬から春の間に終息する可能性が高いという。
気温が低い状態が続くと、今シーズンの桜の開花も遅くなる可能性がある。ただ、春の訪れは北日本ほど早いという傾向も現れてきている。西日本で開花が遅くなっても北日本では開花が早まることとなり、桜前線は例年よりハイスピードで列島を北上することになるだろう。年に一度の桜を見逃さないためにも、今後も最新の気温動向に注意するようにしたい。
(金子大輔)






