5月にして2個目の台風!
[2011-05-30 09:48:18]
29日、台風2号が日本列島に接近し、広い範囲に大雨や強風をもたらした。那覇市では55.3メートルの最大瞬間風速を観測したほか、24時間雨量は屋久島で457.5ミリに達した。東京都心でも29日の総雨量は69ミリに達し、5月としてはかなりの雨量ということができるだろう。
通常、春の台風は日本に接近することは少なく、大陸方面へ向かうか、太平洋のはるか沖を進むことがほとんどだ。だが、今年発生した台風は2個とも日本接近コースを取っている。このコースは、夏から秋にスタンダードなコース。今年は太平洋高気圧の勢力が一時的に強まった影響などで、発生した台風が夏のようなコースを取る傾向が続いてしまった。
30日、台風はすでに温帯低気圧に変わっているものの、引き続き激しい雨などに警戒が必要。というのは、低気圧付近には熱帯育ちの暖かく湿った空気が残っているのに対して、北からは寒気が流れ込み、二つの空気がぶつかり合って大気の状態がかなり不安定になっているためである。小さな雨雲が、突然雷雲に発達する可能性もある。
「大雨警報」が発令されている地域では、臨時休校とした学校もあるようである。人間社会での活動においては、目立ってなんぼ、自己主張してなんぼという面がある。だが自然現象を前にしたら慎重に判断して慎重過ぎること、謙虚過ぎることなどないだろう。
(金子大輔)






